日中活動支援部会からのお知らせ
日中活動支援部会のご案内
この仕事に携わる事10年の年月が過ぎました。障がいのある方の生活上の課題を解消する事、またそのご家族の心の揺れを和らげる事が私たちのサービスの価値だと信じながら今日のミッションと向き合う日々を今も送っております。
日中活動支援部会に関係するサービスは、日常生活上の介助や介護、あるいはレクリエーションなどの余暇を主に行なっていると思われがちですが、それだけではなく、活動領域は多岐に渡ります。言い方を変えればあらゆる活動を行う事ができ、多様な価値を生む事ができるスペシャルなサービスとも言えます。
しかしながらそこが最大の魅力でもあり、最大の弱点とも言えると私は感じております。
生産活動のように成果を可視化する事が困難である事や、組織の特性や偏ったリスクヘッジ等によって職員一人ひとりの多様なアイデアが採択されずに消えゆくことも少なくないかと思います。もちろん職員の方のアイデアを全て採択するべきとは断定できませんが、そこにリーダーが向き合わずにいると、職員の積極性を損ない、後に離職に繋がることも時々あります。一概に良し悪しで判断できませんが、私達の職業は今、援助技術に止まらない多面的な学びが必要だと強く感じます。この仕事の魅力を伝え続けるためにも、またこれ以上福祉の魅力が損なわれないためにも。
私は若輩で世間知らずの部会長ですが、これまで多くの先輩方、仲間、職員から福祉従事者として、またリーダーとしての姿勢や気概を学ばせてもらいました。その恩をお返しする事は、今では私の大きなミッションの一つとなっております。
そしてこの仕事の価値をもう一度皆様と共有させていただきながら、この青森県の日中活動支援部会としての学びと活動を皆様と一緒に創っていきたい所存でございます。